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ミウラ ケイコ
(こうだ建築設計事務所)
ワタナベ ナミ
(渡辺建築設計事務所)
共に一級建築士・福祉住環境コーデイネーター二級。
埼玉で住宅をメインに居心地の良い空間造りを目指しています。

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住環境相談室 We(ウイ)
‘暮らしの環境 住まいから’をテーマに様々な方向から住まいを考えます
地区計画
最近、建物の新築にあたり、確認申請を出す前に
地区計画の申請をすることが多くなりました。

町の環境悪化を防ぐために行政が地域に規制をかけます。
分譲地の一戸の敷地面積の最低限を決めたり、建坪率や容積率を決めたり
道路境界や隣地境界からの空き寸法を制限したりします。

その他にも景観に配慮した規制などもあります。
建物の外壁の色は落ち着いた色にしなければならないと言ったもです。

皆さんも自分の住んでいる地域、または周辺の地域にどのような
規制がかかっているのか、またそれによって環境が良くなっているのか
住みやすくなっているのかちょっと興味をもって周囲を
見ていただくことも大切かと思います(ナ)

エアコンの音と24時間換気扇の話
エアコンの音と24時間換気扇の話

前回、息子が借りた賃貸ル-ムの面積のお話をしましたが、その後は?

引っ越しを済ませ、部屋のエアコンをかけたところ、がたがた音がし出したとのこと。
管理会社に話をしたところ、「そんな物ですよ!」と言われたとのこと。
「そんなものなのか?」と息子から連絡が来ました。
エアコンからがたがた音がしては困ります。
詳しく聞いてみると浴室やトイレの換気扇をつけると
音がひどくなるようです。

原因が想像できました。
密閉された部屋の空気が足りなくなるのが原因に違いありません。
息子に「部屋の給気口が閉まっているせいだと思うので
開けるように」と伝えました。

最近の住宅は24時間換気扇を付ける事が法律で決まっています。
その名のとおり、24時間換気扇が作動し、ゆっくりですが部屋の換気をしているわけです。
24時間換気扇で部屋の空気を外に出しているわけですから、
その分空気をどこからか取り入れなくてはなりません。
必ず取り入れ口(給気口)があるはずです。

給気口は開閉できますが24時間換気扇が作動していますので
開放しておく必要があります。
浴室やトイレの換気扇が24時間換気扇となっている場合が多いです。

息子が以前の部屋に住み始めた時にも、浴室の換気扇のスイッチを切っても音がすると
の問いに、24時間換気扇が弱い状態で作動しているという事を
説明したことがありました。
そのときの給気口は腰窓の下の壁に付いていました。

今回、いくら探しても、前のような給気口はないとのこと。
そんなはずはありません。

引っ越し後、片付けの手伝いに行き、エアコンをつけ、水回りの換気扇の
スイッチをいれると
話の通りエアコンが、がたがた音を出し始めました。
こんなに大きな音がしたのでは困ります。

よく探してみるとエアコンのすぐ下に四角いパネル状の物が2個、あります。
小さな字で給気口の使い方と書いてありました。
押してみると、蓋が少し持ち上がり、風が入ってきたのがすぐに感じられ、
音もぴたりと止まりました。

給気口

給気口は24時間換気扇から遠い部分に取り付け、部屋全体の空気を循環させるように
なっているのですが、それがたまたまエアコンの下でした。
エアコンからは、冷やされた空気が出てきますがそのすぐ下に
外の暖かい空気が入る給気口があるので、閉めておきたいところですが
常時開けておくように息子には伝えました。
これで音の事も解決しました。

管理会社の人も部屋の事をすべて把握しているわけではないのですね。
最近は給気口も目立たないようなデザインになっています。
台風などの時以外は開けておいてくださいね。
閉めたままにしておくと密閉の良い部屋では、24時間換気扇が
有効に働かなくなるだけではなく、
今回のようなトラブルがおきたりします。
自分の家なのに知らないこと、気づかず見逃していることもあるものです。
時々家の中を点検してみましょう。(ナ)

賃貸ル-ムの面積の話
皆さんも賃貸の部屋に住んだことがあると思います。
部屋を探すとき、不動産屋のチラシを見て場所や部屋の間取り、全体の広さ、
値段などを調べ、条件に合った物を探します。
良いと思ったら実際の部屋を見せてもらい、気に入れば賃貸契約となると思います。

図面には主になる部屋が6畳とか8畳と書いてあり、
部屋全体の大きさは・・㎡と書かれています。
この部屋全体の広さが記載されたものと実際が違っていることがあるのですね。


間取り図面には細かい寸法は書かれていません。
部屋全体の広さは建物や隣の部屋との境の壁の中心を測って出しますので、
部屋の内側を測って出した広さとは少し違ってきます。

しかし大きく違うことはないはずです。

部屋全体の広さで値段も違ってくる訳ですから、とても大切です。
実際の広さとチラシに書かれている数字が大きく違っては困ります。
今までそんな違いを疑ったことはありませんでした。
しかし今回、息子の部屋探しでおおきな違いがあることがわかったのです。

息子が借りている部屋の契約更新が迫り引っ越しをすることになりました。
今までの部屋は洋間が6、7畳でキッチン、洗面・脱衣と浴室、そしてトイレが
それぞれ独立していて、とても使いやすい間取りでした。
駅からも近くて良いのですが日当たりが悪く、バルコニ-もないので
洗濯物は室内干し。そのため部屋に湿気がこもりすぐにカビが生えてしまいます。
部屋全体の広さは25㎡ほどでした。

引っ越し先はバルコニ-に洗濯物が干せて、日当たりが今より良いところ
そして、もう少し洋間が広くというのが希望でした。

見つけた部屋は変形ですが洋間10畳、バルコニ-もきちんとあり、1階ですが
南西向きで日当たりも良さそうです。
部屋全体の広さは33㎡です。
値段も高くなりますが今までの部屋よりずっと広いはずです。
会社からは少し遠くなりますが、駅から近く、通勤にも問題もなさそうです。
見に行くと部屋の玄関ドアがエレベ-タ-の隣でちょっと気になりますが
鉄筋コンクリ-トづくりでエントランスなども広くすっかり気に入ったとのこと。

ただ、どの部分をみても今までの部屋より広くなったように感じがしないとのことでした。
本当に33㎡あるのか、不動産屋に訪ねると、あるでしょうとのこと。


疑問は残っていますが、全体的に気に入ったことと住んでいる部屋の更新が
迫り、引っ越しの準備を始めてしまったこともあり、
私たち親が保証人となり急いで契約を済ませました。
鍵をもらって再度部屋の中をよく見て..もやはり狭いと感じたようです。
管理会社の人に33㎡あるか訪ねると、あるとのこと。
今まで狭い部屋をいかに使うか苦心していたので今までの部屋から考えて
それほど広くはなっていないとだんだん確信を持っていったようです。

洋間の内側の縦横の寸法を測り、間取り図に記入した物を
私たちにメ-ルで送ってきました。
その寸法から全体の広さを推測してほしいと..。


私たちも仕事柄図面は見慣れています。
細かい寸法はありませんが息子の測った寸法が正しいということで
推測すると、どう見ても27㎡程度しかないのです。

そこで息子に33㎡の測り方の根拠を管理会社ではなく仲介に入った
不動産屋に尋ねるように伝えました。

それでも確実な返答はかえってこなかったようです。
そのままの状況で引っ越しをしました。

その後片付けの手伝いに行き、部屋全体を私たちが計り直してみました。
正確な図面はありませんがどう測って見ても27,28㎡以上あるようには思えません。
33㎡からすると2割ちかくも足りません。これは大きな問題です。


洋間部分は以前より少し広くなりましたがそのほか、
キッチン、浴室、洗面にトイレが一緒で水回りはどこを見ても以前より狭いのです。
保証人であり、仕事柄、建物には詳しい私たちが不動産さんに交渉したいと思いましたが
息子が「専門の人に測ってもらったら部屋の広さは33㎡ないと言っている」と伝え
自分で交渉するとのこと。

その後「専門家に見てもらった..」ということも良かったのか不動産屋さんからやっと
建物の工事図面を取り寄せ部屋の寸法を確認するという返事がきたとのこと。

その結果全体の広さは26㎡でした。
大きな違いにびっくりしました。

間取り図面と感覚だけではなかなかわかりません。
息子の感覚に感心しました。

その後の息子の交渉に当たり不動産に詳しい知人に相談したところ、似たような事例の
話を聞きました。
契約が終わりすでに引っ越しを済ませた賃借人が部屋が狭いのに気づき契約解除となり、
新しい部屋が見つかるまでの部屋代、引っ越し代等すべてを負担してもらい
新しいところへ移ったとのこと。
面積の大きな違いはこのくらいしてもらえるほどの問題であるこ
とを息子に伝えました。

息子も事例を聞いて初めて大きな問題なのだと気づいたようです。
新たに広い部屋を探して事例のように引っ越しを希望するのか、
このままその部屋に住むのか。


そのまま住む場合は部屋の広さ相応の値段にしてもらわなければなりません。
息子は引っ越しも済み、狭いながらも住み心地は以前より良さそうなので
このまま住む方向で交渉したいようです。

部屋の面積は2割足りないのですから家賃を2割引いてほしいところです。
しかし、他の部屋やいろんな条件から見て無理かと思います。
管理費の3000円の値引きを提案してくると予想しました。
それでは同じ階の同じ㎡数の部屋とほぼ同じ値段です。
息子の部屋はエレベ-タ-の隣ということのほかにも条件の悪い部分があります。
値引きを強引に要求すると、引っ越しを提案される事もあります。
どうしたいのかしっかり考えて交渉するようにアドバイスしました。

実際に3000円の値引きを提示してきたようです。
最終的には5000円値引きとなったようです。
2割引きにはほど遠いのですがよく息子もよく頑張って交渉したと思います。
どきどきしたと話していました。

そのほか何カ所か不備な部分もありましたので、
すぐに管理会社に伝え、直してもらうようアドバイスしました。

皆さんも賃貸の部屋を借りる場合、付帯設備だけでなく部屋の広さも
今までの部屋と見比べてみることをお勧めします。
小さな違いはわかりませんが大きな違いはだんだんわかってきます。

不動産屋の人も管理会社の人も実際の部屋を測ったことはなくチラシだけで
判断していますので面積に疑問があるときは建物図面で確認してほしいと
伝えてください。

それから引っ越しをしたらすぐにチェックをし、不備と思われる部分は管理会社に伝え
直してもらいましょう。
気になる部分は写真を撮っておくことをお勧めします。(ナ)

冷蔵庫の買い替え
冷蔵庫の買い替え

今年は例年より早い梅雨明けに加え
暑さが厳しいですね。
1ヶ月前くらいから冷蔵庫の具合が悪くなりました。
自動の製氷機が壊れたらしく氷はできるのですが氷受けの
器の中で一体化し、一つの大きな氷になってしまうのです。
自動製氷機の使用はやめて
製氷皿で氷を作り、氷を入れる容器に手で移すことにしました。
なんの不便もないと思ったのですが..。

自動の製氷機の水を抜いたにもかかわらず内部の霜が溶けるのか?
あちこちの隙間に入り凍ってしまうようです。
冷凍室も引き出しにくくなってしまいました。
無理に開けると隙間で凍った氷が周囲に飛び散り床がびしょぬれです。
面倒なので開ける回数を減らすと無理やり
でないと開かなくなってしまいました。
20年近く使ったので電気代のことも考え冷蔵庫を買い替えることにしました。

電気店を見て回ると今は展示の入れ替え時期のようです。
展示品でちょっと古いタイプだと、とても安く買えることがわかりました。
冷蔵庫売り場を見て回っていると少し前にはなかった売約済みの札がはられて
いくのがわかります。
値段の安さはとても魅力的です。
展示品ではありますが気に入ったものがあり購入を決めました。
3日後に配達です。
レジで古い冷蔵庫はいつ電源をぬいたらいいか尋ねたところ
前日の夜とのこと。
配達日までは買い物をせず冷蔵庫内部のものを使い
減らしていくことにしました。
電源を抜いたあと残っているものはク-ラ-ボックスに入れて
と考えていましたが、調味料や飲み物はたくさん残りそうです。
おまけに隙間の氷が溶けて床がびしょ濡れになるのではと
いろいろ心配になってきました。
インタ-ネットで調べてみると体験者の多くはコンセントは
抜かなくて良いとの意見でした。
そこで私達もコンセントはそのままにすることにしました。
配達日の朝、運搬の方から時間の連絡が来たときに
コンセントのことを話したところ
さしたままにしておいてほしいとのこと。
それを聞いてホッとしました。
その他もインタ-ネットの記事を参考に搬入経路を片付け、
配達時間より少し前にク-ラ-ボックスに残ったものを移しました。
冷蔵庫の買い替え1

冷蔵庫の裏は本当に汚くて驚きました。
調味料も出し、軽くなった冷蔵庫を少し引っ張り出し、床の掃除をしました。
冷蔵庫の買い替え2
20年分の汚れを取りました。

冷蔵庫の買い替え時は掃除のチャンスです。
ついでに周囲の食器棚の後ろなども掃除し食器も整理しました。
冷蔵庫の買い替え3

新しい冷蔵庫が届きあっという間に設置も終わりました。
新旧の入れ替えの間に掃除するのは忙しいです。
先に掃除を済ませておいたのは本当に良かったと思います。

古い冷蔵庫は突然壊れたりします。
買い替えが夏だといろんな不便も起こります。
搬入経路は大丈夫か、内部のものをどうするか、
ついでに周囲の掃除もなど、ちょっと想像してみるのもおすすめです。ナ)


建具
すてきな建具

最近、明治元年に建てられた店蔵のある民家を見せて頂く機会がありました。
店も、奥の住まいも立派なのはもちろんですが、
今回は住まいに使われている建具が素晴らしかったので、
それをご紹介したいと思います。

     障子1
     一見普通の建具ですが反対側がすごいのです。

     障子2
     障子3
     こんなに凝った桟が割り付けられています。こちら側が主座敷になるのですね。
     真ん中が外れるようになっていて、夏には風通しのため格子が入るそうです。

     廊下
     こんなに長い廊下。この廊下の真ん中あたりが主座敷です。
     奥に内蔵(建物と蔵が廊下でつながっている)があります。

      ランマ2
     内蔵の前の廊下に面した座敷の障子です。

     神棚
     神棚の全面に障子が入っています。
     1階の店に立派な神棚があるのですが,これは2階にある神棚です。
     お正月や、行事の時以外は障子を閉めているのだそうです。

  潜り戸潜り戸
     最近は見かけなくなりましたが、時代劇を見ていると時々出てきますね。
     長い廊下や広縁に雨戸を何枚も建ててあるとき、一枚の雨戸にこんな工夫
     をしてそこから出入りできるようになっています。
 下がり壁下がり壁
       もみじ
       建具ではないのですが、下がり壁に粋なことをしてあります。
       墨漆喰に紅葉の模様を型押しして色を付けてあります。
       紅葉の葉の形がみんな違うのです。きっと楽しみながら色づけしたんでしょうね。

昔は凝った桟の障子がたくさんありました。障子紙の貼り替えが大変だったでしょうね。
障子紙の幅に合わせて桟の割り付けをしていたのですが、
だんだん近代化が進んでくると桟の割り付けも大きくなり、
さらに大判の一枚の紙ができるようになってからはデザインも自由になりました。
桟割が大きいほど掃除もラクだし張り替えるのもラクですね。(kei)