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ミウラ ケイコ
(こうだ建築設計事務所)
ワタナベ ナミ
(渡辺建築設計事務所)
共に一級建築士・福祉住環境コーデイネーター二級。
埼玉で住宅をメインに居心地の良い空間造りを目指しています。

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住環境相談室 We(ウイ)
‘暮らしの環境 住まいから’をテーマに様々な方向から住まいを考えます
年始
     
      明けましておめでとうございます。
     
      酉

今年も穏やかなお天気で新しい年が始まりましたが
建築界は何かとかしましいようです。
噂に惑わされず、しっかり仕事をしていきたいと思っています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。


昨年末、新潟県長岡市に行ってきました。

長岡といえば夏の花火を見に行った人も多いことでしょう。
今頃の長岡は寒いだけで何も見るところがないのでは・・・
と思いつつ、それでも行ってきました。

 蒼柴神社蒼柴神社

蒼柴(あおし)神社です。
雪に備えて拝殿の上部は透明のアクリル板で囲っています。
周囲の回廊は全て板囲いがしてありました。
    山門山門

    参道参道
 
雪の多い地域ですから雪囲いは当たり前なのですが、
石灯籠や狛犬にも簡単な雪囲いがしてあります。
なぜかと思ったら、鬱蒼とした林の中、雪の塊が落ちてくるのですね。
雪の塊が石灯籠に当たると石が欠けてしまうようで、
それを防いでいるのだそうです。

数日前に降った雪が少し残っている程度で、
これから本格的な雪のシーズンに入りますが、
あまり雪の降らない浦和に住んでいると、
雪深い地域の生活がなかなか想像できません。
それでも屋根には雪止めの金具がこれでもかというほど沢山ついているし、
1階の屋根から2階の屋根に上るための梯子が備え付けてあるのを見ると、
やはり雪国は大変だろうなと思います。

 
   信濃川信濃川

これだけ川幅が広くても、この時期の信濃川はそれほど水量が多くありません。
桜の時期には雪解け水で大河というほどになることでしょう。

その頃もう一度来たいなと思いました。(kei)


さいたまトリエンナーレ
トリエンナーレ2016 Part 2

さいたまトリエンナーレ2016も終盤になりました。
みなさま、どこかへ行かれましたか?

この芸術祭のシンボルの花「息をする花」は、現在さいたま芸術劇場のホールにあります。
吹き抜けの上から見下ろすと見事に輝いていました。
息をしているようにゆっくりと膨らんだりしぼんだりしています。
 
息をする花花1
       花2
一階に降りて横から見ると直径4メートル、高さは約2.5メートルの大きな花が
ダイナミックに揺れている様は圧巻です。


建物の中に入り回廊の上を見上げると、
カラフルなオブジェがずらっと連なっています。
ハッピーハッピーハッピー1
           ハッピー2
プラスチックの日用品がしっかりアートになっています。
かごやバケツ、トレー、保存容器など、
こんなにカラフルなものが家の中にあるんだなと驚きです。


次は「旧部長公舎」です。
武蔵浦和の駅から別所沼に向かって続く花と緑の散歩道。
その途中、ほぼ真ん中あたりで東の方に坂を登って行くとあります。

部長公舎って何?って思いましたが、かつて国から県に出向してきた
職員の宿舎だったところが今は空き家になっているそうです。

   外観外観1
   夕景P1020592夕景a
高台にあるこの公舎の広いバルコニーからは遠くに新幹線も見えます。
かつてここは海岸線だったそうで、建物の中で海が存在した証や、
この地の記憶が再現されています。
   障子障子
      障子

他の公舎では鉛筆で書かれた壁の絵を来館者が消ゴムで消していくという
ドローイングパフォーマンスが開かれています。
     消ゴム
     消ゴムa
     P1020599消ゴムc
作者の鈴木桃子氏が描いたものを来館者が消していく・・・
それを繰り返して最終的に何もない空間、形のない宇宙に帰るように消える・・・
宇宙の壮大な生命のサイクルを表す・・・
よくわかりませんが不思議な空間でした。

岩槻でもたくさんの場所で様々な展示やパフォーマンスが行われています。
会期は11日の日曜日まで。

お天気も良さそうなので、最終日に岩槻まで行ってみようと思っています。(kei)

笠原小学校
見学会

先日大宮から東武線に乗った時、「はだしで走り回れる学校があります」という
宮代町の広告がありました。
そうだ、去年ここに見学に行ったな、素晴らしい学校だったな、ということを思い出しました。
本当に素晴らしい小学校だったので今更ですがご紹介します。

それは宮代町立の笠原小学校です。
東武度物公園から歩いて10分ほどのところにある大きな学校です。

それほど広くない道路を歩いていると突然見慣れない建物が目に入ります。
    門

薄赤い壁には文字が刻まれています
    壁文字b
    壁文字

    外観 a

    昇降口

    外観

校舎の入り口は小さな昇降口がたくさんあります。
    
    廊下
赤い床はコンクリートです。
日当たりが良いのでお天気の良い日は夕方になってもほんのり暖かく
裸足で気持ちが良く、冷たくありません。

廊下の幅も広く、ここなら「廊下を走ってはいけません!」なんていうことはなさそうです。
飛び出して見えるのは教室のアルコープです。
教室の面積も通常の1.5倍あるそうで、このようなアルコープが付いていて
少人数の生徒が集まっておしゃべりしたり、荷物の置き場になっています。

    そろばん
    廊下

廊下の手すり側もこんな工夫がされています。
丸い玉は算盤玉のようでもあります。
この小さな空間も、生徒たちには落ち着く場所でしょうね。

    校庭
    藤棚

広〜い校庭と藤棚です。

写真はうまく撮れませんでしたが、外壁の壁にチョウチョが彫り込まれていたり、
鳩の彫刻が手摺の上に何十体もあったり、
そして小さな子どもしか入れない不思議な空間もあちこちにあります。

こんな話もあります。
笠原小学校の卒業生で、大学生になった時に自分の小学校と他の人の小学校が
あまりにも違うことに気づき、その自分を形作る多くは笠原小学校のおかげだ。
だから、笠原小学校の影響についての卒業論文を書きたい、
と、設計者の象設計集団を訪ねてきたそうです。

こんなことは設計者冥利に尽きますね。
また、結婚相手に一度自分の卒業した小学校を見せておきたかったと見学にきたり、
卒業生がその子供を入学させたくて引っ越して来ることもあるそうです。

この学校が特別な学校だなんて、通っている小学生はあまりわかっていないでしょうね。
卒業して、他の人の体験や話を聞いたりして、
自分の通っていた小学校はこんなに素晴らしかったということがわかるのでしょう。

本当に素晴らしいことだと思います。(kei)



宮代町アート散歩
アート散歩 宮代町

すばらしいお天気で、絶好の散歩日和。
“アート散歩”と称して宮代町を歩いてきました。
東武スカイツリーラインの姫宮駅から東武動物公園方面に向かって約5Km。
       P1010893農家a

静かな住宅地を歩いてまずは西光院へ。
西光院はこの地域の中心的な存在です。
奈良時代の僧行基の草創と伝えられています。古いですね。
西光院山門P1010895西光院a
       P1010900西光院d
       P1010899西光院c

この寺にある阿弥陀如来像、観音像、勢至菩薩像の三尊像は平安時代末(1176年)に作られ、
国の重要文化財に指定されて、現在は上野の国立博物館に寄託展示されています。

先日上野公園で行われていた「創エネ・あかりパーク2015」で、
国立博物館の外壁に大きく映し出されていました。
さらに、徳川家康から拝領したと言われる葵紋入りの栗田焼茶碗も寺宝として現存しているそうです。

そして五社神社。五つの社が並列した形式でこちらは県の文化財に指定されています。
無人のため普段は奥にきて見ることができませんが、今日は特別に見せて頂きました。

     P1010907五社神社a
とっても小さくてかわいいのです。
この階段も、もし上るとしたらつま先だけで上ることになります。

     P1010911五社妻a

室町時代〜安土桃山時代(1600年代)に建立されたと言われています。
現在の建物は昭和49年に修築された物です。

こんなのどかな景色の中、竹のアートが点在しています。
近くの竹藪から切り出した竹を使って面白い発想の作品が作られています。
     P1010944田a

     P1010950田b

     P1010948竹アートa
     P1010952竹音階b
     P1010951竹a

まだまだたくさんあるのですがとても紹介しきれません。

さらに笠原小学校というとても個性的な小学校がありました。
その小学校については次の機会に紹介しようと思います。(kei)

美術館巡り
美術館巡り

特徴の全く違う美術館を3ヶ所巡ってきました。

谷村美術館
新潟県糸魚川市 JR北陸線糸魚川駅から歩いて20分ほどのところにあります。
木彫芸術家 澤田政廣作品展示館です。

設計は村野籐吾。晩年の作品です。
広島の世界平和記念聖堂や箱根プリンスホテルなどの設計をしています。
    外観P1010038外観b

アプローチP1010021アプローチa

洞窟のような部屋や半円形の部屋など、一つの空間に一体の仏像が展示されています。
作品の移動をしないという前提のもと、置かれる仏像に合わせた空間ができています。
展示空間の写真は撮れないのでお見せできないのが残念ですがすばらしい空間です。
      
    外観P1010035外観アップa

玉翠園

美術館に隣接してこんな庭園があります。
    庭園P1010015庭a
この庭園の設計は、昭和の小堀遠州といわれた中根金作氏です。
足立美術館(島根県安木市)の枯山水庭園の設計者でもあります。


金沢21世紀美術館

石川県金沢市。金沢駅から徒歩15分ほどのところ、兼六園のすぐ近くです。

設計は妹島和世(妹島和世建築設計事務所+(有)SANAA事務所共同体)。
新国立競技場の設計コンペでは3位になってしまいましたが
世界で活躍している建築家です。

    外観P1010145外観a
    外観P1010146外観b
平面的に広すぎて全体像が撮れませんでした。

    廊下P1010112間仕切りa
    廊下P1010103廊下a
内部はこんな廊下で各ブロックに繋がっていきます。

 中庭のプールP1010105プールa
中庭に設置された「スイミングプール」という名の作品。
中をのぞくと不思議な光景が…

鈴木大拙館

金沢21世紀美術館から歩いて5分ほどのところにあります。
金沢出身の仏教哲学者、鈴木大拙について理解を深めると共に
来館者自らが思索する場として利用することを目的に開設されたとのこと。

設計者は谷口吉生。古くは土門拳記念館、最近は京都国立博物館平成知新館など、
美術館や博物館を多数設計しています。

    外観P1010152鈴木大拙館a
    玄関P1010155エントランスa
    回廊P1010156回廊a
建物は3つの棟を回廊で結び、それぞれに付属する庭があります。

   思索空間P1010166思索室a
   水鏡の庭P1010177思索室庭b
思索空間は「水鏡の庭」と呼ばれる池の中に立っています。
部屋の中の椅子に座り、池や周囲の木々を眺めていると時間を忘れます。

    学習室P1010186学習室a
学習室もあります。
どの部屋にいてもすーっと落ち着く空間でした。(kei)