プロフィール

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ミウラ ケイコ
(こうだ建築設計事務所)
ワタナベ ナミ
(渡辺建築設計事務所)
共に一級建築士・福祉住環境コーデイネーター二級。
埼玉で住宅をメインに居心地の良い空間造りを目指しています。

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住環境相談室 We(ウイ)
‘暮らしの環境 住まいから’をテーマに様々な方向から住まいを考えます
もっと昔のミシンと狸
もっと昔のミシンと狸との出会い
母のミシンが出てきた実家の物置から、さび付いたもっと昔のミシンがもう1台出てきました。

昔のミシン

残っていたミシンの部品

母が60年ほど前に嫁いで来たときにすでにあったそうです。
祖母が使っていたのか、お裁縫の先生だった叔母たちが使っていたのか
今ではわかりません。
調子が悪かったので新たに購入、やってきたのが前回直した母のミシンとのこと。
新しいミシンが来てからは、忘れられ、そのままずっと物置の奥にあったのです。
前回と同じミシン屋のおじいちゃんに修理を頼んでみました。
しかし、直りませんでした。
かわいいミシンなので上部だけ飾りとして保存したいとお願いしたところ、
ぴかぴかに磨かれもどってきました。

磨かれ戻ってきたミシン

ミシン屋のおじさんは直らなかったのを残念に思い、たまたま手元にあった
同じような古いミシンの上部を残った足踏み台に載せて「これで修理したことにしてね」
と使えるようにしてくれました。
昔のミシンには肩に照明を付けていたような金具が残っていたこともあり、
おじさんが「これは仕事に使っていたかもしれないよ」と使えるようになった
ミシンの肩にも当時と同じような照明を付けてくれました。
何だかこれも昔から我が家にあったミシンのように思えうれしくなりました。
直線縫いしかできませんが夫の母に使ってもらうことにしました。

使えるようになったミシン

しばらくして、また昔のミシンを運び出した物置の掃除にいくと、奥で物音。
母が猫か何かいるようだ..と、懐中電灯で照らしてみると、照らし出されたのは
子狸でした。母狸を待っているのか、そばに行っても全く逃げず..、カメラでパチリ。

ミシンと一緒にいた狸

そのまま静かに掃除を続けましたが、いつの間にか狸はいなくなっていました。
この物置を住処にしていたのかもしれません。
その後、何度も物置の掃除をしましたが狸の気配はありません。
しかし、たまに庭を通るのを見かけるとのこと。
人の出入りが多くなった物置から、安心して暮らせる住処に引っ越しを
したのかもしれません。人間と同じで安心して暮らせる住まいが大切です。
私が子供の頃に比べると本当に自然が少なくなってしまいましたが、
このまま私達と共存していってほしいと思っています。

古い物、誰がどのように使っていたかわかりませんが、
捨てずに手元に置いておけば遠い昔から今へとつながっているのだと感じました。
今年もあと少し、古い家と狸そして昔のミシン..そして私達も、
みんな来年へずっとつながっていくのですね。
では、また来年。(ナ)




住まいから始まるセカンドライフ
さいたま市の生涯学習センタ-の市民講座「飛び出そうセカンドライフへ」の5回講座が
修了しました。
第4回目の「住まいから始まるセカンドライフ」(家庭での居場所づくりとリフォ-ム)には、
今まであまり住まいのことに興味をお持ちでなかった方、反対に自分で修理を行い築50年
の家にお住まいの方、今リフォ-ム中の方などいろんな方の参加がありました。
男性の方は耐震や改修など具体的なことに関心があり、質問も専門的、具体的でした。
また参加者同士で質問や意見の交換、体験のアドバイスなど活発に行われました。
このように自分の住まいのことを話し合うことは今までなかったのではないかと思います。
こんなに真剣に皆さんが住まいについて考えてくださり、あらためて住まいの大切さを
実感しました。人数があまり多くなかったこともあり全員で机を囲み、実際の写真など
見て頂いたり、具体的なお話もでき、とても良かったと思います。
第2回目の製本体験でセカンドライフをイメ-ジしながら作った手作りの作品や、イギリス
の話からグロ-バルな世界へと...それぞれの講座のことなども思い出して頂きながら、
家族で住まいのことやこれからの暮らし方など話題にしていただけたら、そこから暮らしの
巾も広がりより豊かなセカンドライフにつながっていくのではないかと思いました。(ナ)

製本



相談会の報告
ちょっと遅くなりましたが、4日の相談会の様子をお知らせします。
今回も良いお天気で、3人の人から困っている話や楽しい話を聞かせていただきました。

例えばAさん。10年前に外壁や雨どいの補修をしたそうですが、その業者から、10年たったのでそろそろ補修をしませんか、と言ってきたそうです。もしかしたら数年後に大改装をしたいのに、今この補修をやらなければいけないかしら・・・
これは難しい問題ですね。外壁の補修は面積が大きい分費用もかかります。今それをやらないからといって数年後の大改装までに大きなダメージがあるかといえば多分そんな事はないでしょう。でも数年後の改装の予定が10年後になるかもしれないとなればまた違ってきます。
どの辺で折り合いを付けるか・・・う~ん、むずかしい!!

Bさんは離れて住んでいるお父様のことでした。古い木造jの2階建ての家に1人で住んでいるので地震や火災が心配です。
このところ大地震が続いたので情報もあふれていますが地震への備えをしている人は意外に少ないんですね。耐震診断や耐震補強はかなり費用もかかります。まずは、寝室には家具をなるべく置かないとか、高さの低いものだけにするなどの工夫が手っ取り早いでしょうか。
地震や災害への備えと、防犯対策とは相反することが多いのでこの辺りも思案のしどころ・・・う~ん、これもむずかしい!!

Cさんは息子さんの結婚を機に、長年住みなれた家を2世帯住宅に建て替えたということでした。その時北側にあったキッチンを思い切って南側に持ってきたらそれが大正解で、とっても快適だそうです。
さらに良いアイデアを教えていただきました。建て替えを考え始めてから1冊のノートを用意して、思いついたことは何でも書き留めておいたそうです。そうすれば工務店との打ち合わせの時言い忘れることもないし、出来上がった今はとてもよい思い出の品になっているということでした。

あっという間の3時間でした。次回は2月8日(金)です。皆さんのご来場をお待ちしています。