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ミウラ ケイコ
(こうだ建築設計事務所)
ワタナベ ナミ
(渡辺建築設計事務所)
共に一級建築士・福祉住環境コーデイネーター二級。
埼玉で住宅をメインに居心地の良い空間造りを目指しています。

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住環境相談室 We(ウイ)
‘暮らしの環境 住まいから’をテーマに様々な方向から住まいを考えます
鍵の話し
錠の話

以前仕事で使っていた事務所のドアノブが、がたついたり、鍵がささりにくく
なったことがありました。
もし壊れたらどうやって開けたらいいかしらと心配になりました。

「そうだ、そんなときは鍵屋さんだ。」と気づき、店をさがしたところ
専門店が近くに何軒かあることがわかり安心しました。
知っているだけで安心できます。

鍵の紛失や不具合も心配ですが最も気になるのはやはり防犯です。
アルミサッシュの窓に補助錠を付けたり..、
ひとつのドアに錠2カ所というのは常識になってきました。

ホ-ムセンタ-などではいろんなタイプの錠が仕組みまで見えるように
飾られていて興味深く見ることができます。
一般的な物から工具をほとんど使わなくても付けられる簡易な物
までいろいろあることがわかりました。

我が家の車庫の木製の扉の錠は内側からのみ開閉できます。
車庫の内側
車庫鍵1

車庫の外側(鍵穴はありません)
車庫鍵2

時々、外からあけられない不便さも感じていたので出かけるときの防犯対策も兼ね、
外側からも鍵を使って開閉できるようにすることになりました。

鍵家さんに依頼するつもりで相談に行ったところ
部品の交換で済む場合、錠本体を取り替える場合、いずれにしても下見をして
調べないと費用はわからないとのこと。
また、ドアの加工も必要とのこと。
最低でも出張料15000円位、ドアの加工代(ドアに依る)、錠代金を含めると
数万円になりそうです。

考えた末、まずは費用をかけずに日曜大工で
一般的な補助錠を取り付けてみることになりました。

小さな錠ですがドアの厚み、ドアの縁から鍵穴までの寸法、その他いろんな寸法が
関係してきます。
ドアは大きくて厚みもあり、それに対応する錠は種類が限られていました。
その中で一番安い物を選びました。4000円でした。

位置決めの小さい穴をあけ
それを中心にシリンダ-が入る大きさの穴をあけます。
ドアに穴をあけるのも予想以上に大変です。

車庫鍵3

それと直角に鍵の飛び出すデッドロックの穴をあけるのですが
シリンダ-錠の穴と一体になるようにあけます。
これもとても難しく何度も削り直しました。
うまく納まったときにはホッとしました。

上が新しいデッドロック、下が今まで付いていた物
車庫鍵4

デッドロックを受ける方にも受け金物が入るよう彫り込まなくてはなりません。
位置を合わせるのが難しいです。飛び出たデッドロックが入らなければ
鍵がかかりません。

車庫鍵5

何とか新しい鍵を取り付けることができました。
車庫の中側
車庫鍵6

車庫の外側
車庫鍵7

今回はそれほど重要な部分ではなかったのと木製のドアだったので日曜大工で
挑戦してみましたがドアの加工は思った以上に難しく大変でした。
やはり大切な部分の鍵は費用がかかっても専門家に依頼することをお勧めします。

防犯対策そして鍵に関するトラブルなどなど...。
いざというときのために鍵家さんをさがしておくと安心です。

今年もたくさんの皆さんに相談会をご利用いただきました。
お役にたつことがありましたら幸いです。
また、来年も続けてけていきますので、気になることがありましたらご利用下さい。(ナ)


耐震補強の費用
耐震補強の費用

先週また大きな地震がありました。3.11の余震だそうです。
津波もあって昨年被害を受けた方は身も縮む思いだったことでしょう。
心からお見舞い申し上げます。

昨年の3.11以降、さいたま市の無料耐震診断の件数はかなり増えました。
しかし、耐震診断を申請した人が皆さん耐震補強をするわけではありません。
ほとんどの方が死ぬまでこの家に住み続けたいというものの、
そのために耐震補強をしようという人は120万円の助成金があるにもかかわらず
(さいたま市の場合)残念ながらわずかです。

耐震診断とは震度6〜7の大地震動に対してこの家はどの程度の強度があるかを診断します。
評点1.0を基準にしてそれ以下だと倒壊する危険があるということになります。
昭和56年6月に構造基準が強化されたため、
それ以前に建築された木造住宅はほとんどが1.0以下です。
それを、屋根を軽くしたり、壁等を補強することによって評点を1.0以上になるように補強し、
大地震が来ても倒壊しない家にしようというのが耐震補強です。

耐震補強のやり方はいろいろありますが、
筋交いと構造用合板を使った一般的な補強方法の費用をご紹介します。

まず壁の仕上げを剥がし床と天井の一部を壊します。
巾3尺(約90cm)の壁1個所に45mm厚の筋交いを入れ両端を梁と土台に金物で緊結し、
その上に構造用合板を張ります。これで補強壁の出来上がりです。
この上にビニールクロスや化粧合板など、その部屋の仕上げに合わせた仕上げをします。

ここまでで費用は15万円から20万円。工期は1日半から2日くらいでしょう。
こういう壁を、1戸あたり、少ない家で10個所。多い家では30個所を超えることもあります。
そうすると工事費は、少ない家で150万円、多い家では450〜500万円になります。
工期は2週間から1ヶ月半くらいです。

窓や襖、ドアなどの開口部が多かったり、メンテナンスをあまりやっていなくて
老朽化が進んでいると、補強の必要な壁量が増えたり、補修工事が増えます。
また、瓦など重い屋根材の場合も必要壁量が増えます。
屋根材をカラー鉄板のような軽い材料に葺替えることもありますが、
屋根の葺き替えは費用がかかります。

昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅について、
さいたま市では無料耐震診断または65,000円の助成があります。
さらに補強工事については補強設計料も含めて120万円(工事費の1/2以下)
の助成があります。

いつ起るか分からない地震に備える余裕は無いと考えるか、
建て替えるよりもずっと安い費用と短い工期で耐震補強をして、安心・安全を確保するか
これは考えどころです。(kei)