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ミウラ ケイコ
(こうだ建築設計事務所)
ワタナベ ナミ
(渡辺建築設計事務所)
共に一級建築士・福祉住環境コーデイネーター二級。
埼玉で住宅をメインに居心地の良い空間造りを目指しています。

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住環境相談室 We(ウイ)
‘暮らしの環境 住まいから’をテーマに様々な方向から住まいを考えます
遠山記念館
遠山記念館・遠山美術館

電車で行くにはちょっと不便なところに遠山美術館はあります。
最寄りのバス停から歩いて20分近くかかります。
外観RIMG0006外観
   RIMG0008玄関

18帖の居間に敷かれている畳です。
ずいぶんモダンな敷き方だと思ったら、
何年か前に現代美術家の個展があってその時の作品なのだそうです。
本当は個展が終わった時点で片づけなければいけないものなのだそうですが、
新しく畳を入れる費用もバカにならず、その方の好意によりそのまま敷いてあるということでした。
居間RIMG0016畳

天井がすばらしいのです。
部屋毎にデザインが違って、それらが全部本当に見事でした。
花道の真・行・草に例えると、格天井(ごうてんじょう)は真です。
本来民家の玄関に使われるものではないのですが、
来客には各界の大物が多いことから格天井にしたそうです。
格天井RIMG0012格天井

これは行でしょうか。
竹を網代に組んで竿縁の代わりにしています。
少しでも天井を高くしたいという思いがあったようです。

   RIMG0026天井2
   RIMG0037照明器具
   RIMG0058網代天井

照明器具もモダンなものばかりでした。
全部建設当初からあるものだそうです。

遠山記念館の邸宅は、川島町出身である日興證券の創立者
遠山元一が幼少時に没落した生家を再興し、
苦労した母の住まいとするために建てたものです。
3000坪の敷地を買い戻し、各地の銘木を集めて
長屋門、渡り廊下でつながる東棟・中棟・西棟から構成される伝統的日本建築を造りました。

財を成すとはこういうことかと、ただただ感心いたしました。
こんなすごい親孝行なんて、お母様はどんなにしあわせだったことでしょうか。
「こんな孝行息子がいたらいいね」という感想に対して、
「まず自分が孝行しなきゃダメでしょ」
「あっ、そうよね」と大笑いでした。

邸宅の隣には遠山美術館があります。
穂高にある碌山美術館の設計者とおなじ、今井健次氏の設計です。
遠山元一のコレクションを中心とした収蔵品の展示スペースとして、
1970年4月に建てられました。
全体の景観にあわせて土蔵風の外観になっています
美術館RIMG0062美術館


すぐ裏には「平成の森公園」があります。日本一のバラのトンネル(330m)も
あるそうですから、暖かくなったら是非一度、行ってみて下さい。(kei)

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