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ミウラ ケイコ
(こうだ建築設計事務所)
ワタナベ ナミ
(渡辺建築設計事務所)
共に一級建築士・福祉住環境コーデイネーター二級。
埼玉で住宅をメインに居心地の良い空間造りを目指しています。

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住環境相談室 We(ウイ)
‘暮らしの環境 住まいから’をテーマに様々な方向から住まいを考えます
耐震補強
耐震補強で安心、安全を買いましょう。

今日は1月17日。阪神淡路大震災から17年が過ぎました。
あの当時は建築の構造で、木造の耐震を研究している人はわずかしかいませんでした。
特に関西方面では一人もいなかったと聞いています。

そんななか、坂本功氏(東京大学名誉教授、現建築防災協会理事)は
木造耐震研究の第一人者でリーダー的存在です。

その坂本先生が阪神淡路大震災の被災地を見て回った感想は、

「文化をとるか安全を取るかと言われれば、自然の驚異に対して
人間が謙虚に対峙して安全を取るべきだろう」

ということでした。

当時は文化をとるか安全をとるか二者択一みたいなことを言うのはけしからんと、
だいぶ批判されたようですが、

とにかく相手は自然の力なんですから、
むちゃくちゃな揺れ方をする・・・生易しいものじゃないんです」

「・・・それまでにも地震は幾つも見にいきましたけれど、
倒れた建物をぽつんぽつんと探すとか、
あるいはどこそこにいくとたくさんつぶれているという状態でした。
ですけれど、もう西宮の辺りに入ると、そこら中壊れている。
面的に、大量に壊れているというので非常に衝撃を受けました。」


とおっしゃっています。

この大震災のあと、木造の研究に参入する人達がたくさん出てきました。
さらに、科学技術庁により、都市部を中心とする地震災害の軽減を目指す
総合的な研究を行う研究拠点を設けることが提言され、
2005年には ‘E-ディフェンス’ という、
実物大の建物を震動台に載せて地震動を加え、破壊実験ができるという
世界最大の実大三次元震動破壊実験施設ができあがりました。

「当該施設の最大の目的は、実物大の構造物を実際に破壊に至るまで震動させて、
その過程を科学的に分析・記録し、「壊れない構造物」を設計するところにある。

ただし「壊れない」とは「ヒビも入らない」という意味より
「ヒビなどある程度の破壊を受け入れ、人命が失われるレベルでの破壊を防ぐ」
という意味の「壊れない」という事である。」…Eディフェンス HPより。


そのEディフェンスで、昭和56年以前に建てられた平均的な木造2階建て住宅の
実物大震動実験をし、現在の耐震補強の基準を検証し、
皆さんに耐震補強をしましょうと呼びかけているわけです。

さいたま市では木造住宅に関しては無料の耐震診断を実施していますし、
耐震補強には120万円の助成金を出すことになっています。(条件つきですが)

今日も、さいたま市では震度3の揺れがありました。
昨年の北日本大震災以降、たびたび大きな揺れがあります。

安心を買うおつもりで、ぜひ耐震補強をされることをお勧めします。(kei)








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