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ミウラ ケイコ
(こうだ建築設計事務所)
ワタナベ ナミ
(渡辺建築設計事務所)
共に一級建築士・福祉住環境コーデイネーター二級。
埼玉で住宅をメインに居心地の良い空間造りを目指しています。

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住環境相談室 We(ウイ)
‘暮らしの環境 住まいから’をテーマに様々な方向から住まいを考えます
最近の相談から
最近の相談から

梅雨の最中なのに今日は気持ちの良いお天気です。
湿気が少ないのでしょうね。
九州では洪水の被害が続きましたがさいたま市は雨が少ないような気がします。

このところ気になる相談が続きましたのでご紹介します。

 「高齢の兄が築45年の家で一人暮らしをしています」という相談。

弟のBさんによると、
お兄さんの家では、数年前にシロアリがいるので駆除をしましょう、
といわれて駆除をしたが、
その後毎年のように、床下に湿気があるから換気扇を付けましょうとか、
除湿剤を撒いた方がいい等といわれ、
その度に20万から40万位の費用を払っている。
私(弟さん)から見れば騙されているとしか思えないのだが、
本人は、床下や天井裏は自分では見られないのだから仕方がない、
これでいいんだと言って聞かない。

せめて今後は止めさせたいが自分たちの意見は聞かないので、
専門家に見てもらって今後の対応を決めたい、というものでした。

 
同じような話しがもうひとつありました。

79歳と83歳のご夫婦で、築47年の家に住んでいます。
子供はいません。

やはり床下に湿気が多いから土台も傷んでいる、調湿材を撒きましょう…
から始まって木部に防腐剤を塗ったり、床下と天井裏に換気扇を付けたり、
と半年の間に7~8回もいろいろ工事をしていったようです。
こちらは、毎日のように預金を引き出していくお年寄りに不信を感じた銀行の人から
警察に連絡が行き、
警察から消費者相談センターを通して本人に事情を聞くことになりました。
半年の間に600万を超える費用が払われていました。
幸いにも気がついたのが早かったので、業者と話し合いの末クーリングオフをし、
現状回復をしてもらうことになりました。

しかし、本人達は騙されたとは思っておらず、
現状回復をしたら家の痛みがひどくなるのではないかと心配しています。
それでやはりこの家のほんとの状態を、
信頼できる専門家に見てもらうことになりました。

これらは次々リフォーム詐欺と呼ばれるもので、
最初にたいした不信も抱かずに高額な工事費を払ってしまうと、
そこにつけ込まれて次々と理由をつけて工事をしていくというものです。

天井裏や床下は簡単に見ることができないので、
シロアリがいるとか土台が腐っているとか言われれば不安になるのは当然です。
でも、それらが本当だとしても通常はシロアリを駆除し、痛んだ部分を補修すれば、
半年や一年でまた工事をしなければならないような状態になるはずがありません。

高齢でも元気なお年寄りは包括支援センターや民生委員とのかかわりもありません。
家の中の細かいことまで他人に相談することはあまりないので被害が広がってしまいます。
まして、騙されているのかも、という実感がなければ防ぎようもありません。

気をつけて…と言ってもその声が届かないことにもどかしさを感じる日が続きました。(kei)



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