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ミウラ ケイコ
(こうだ建築設計事務所)
ワタナベ ナミ
(渡辺建築設計事務所)
共に一級建築士・福祉住環境コーデイネーター二級。
埼玉で住宅をメインに居心地の良い空間造りを目指しています。

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住環境相談室 We(ウイ)
‘暮らしの環境 住まいから’をテーマに様々な方向から住まいを考えます
深谷町歩き
旧七つ梅酒造

歴史ある造り酒屋の「七つ梅酒造」。
2004年に廃業しましたが、その敷地内の建物は様々な使われ方をしています。
空き家がどんどん増えている昨今、
人が住まなくなり傷みが進んでしまって崩壊寸前の建物も多く見られます。
そんな中、立派に再生して使っている例をご紹介します。
     七つ梅
1694年(元禄7年)から300年以上続いた造り酒屋です。
廃業後に、残された建物を “NPO法人 住まいとまち創り集団 木犀”が調査に入り、
耐震補強と最小限の改修をして店舗や映画館として使われています。
     七つ梅
     七つ梅
     七つ梅
     七つ梅
深谷シネマは市民投票で上映作品を決めているそうです。

     七つ梅
古本屋さんでは新刊を除く約5000冊の本が市民の寄贈ということです。
2階では寺子屋も開講しています。

母屋、酒蔵、煉瓦倉庫などが市民や観光客の新名所として
生き生きと再利用されています。

深谷市内の再開発が進み、広い都市計画道路が縦横に走り、
深谷産の煉瓦で作られた建物が次々となくなっていることが残念です。
七つ梅酒造の跡地は歴史遺産として、立派に再生・活用されていることに
感謝し、運営している人たちに拍手を送ります。


深谷商業高校

次は国登録有形文化財の保存・再生です。
     深谷商業
大正11年に建築された埼玉県立深谷商業高校です。
校歌には「巍峨壮麗の2層楼」とうたわれた和洋折衷の総二階建。

平成23年に大規模保存修理工事が始まりました。
修理前の外壁の色は白に近い肌色で、窓枠は煉瓦色でした。
保存修理にあたり、現場で外壁の塗膜を削り落としてみたり、
竣工時の白黒写真をコンピューターでカラー解析した結果、
創建当初の色はライトグリーンの濃淡の組み合わせであることが判明しました。
今はコンピューターでそんなことがわかるんですね。
当然、創建当初の色で復元されました。

大正12年の関東大震災や、昭和に入ってからのたび重なる大地震で、
公共の建物は耐震や不燃化など安全性が求められ、
木造の記念館などは積極活用がされなくなっています。

そんな中、同窓会を主軸とした学校関係者による保存活動が始まり、
「地域の文化・歴史を知るうえで貴重な遺稿」という学術的評価がなされ
国登録有形文化財の指定を受けることができました。
     深谷商業
     深谷商業

この建物は今も教室や記念館として使われています。
こういう建て物で勉強している生徒たちをうらやましく思います。(kei)

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