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ミウラ ケイコ
(こうだ建築設計事務所)
ワタナベ ナミ
(渡辺建築設計事務所)
共に一級建築士・福祉住環境コーデイネーター二級。
埼玉で住宅をメインに居心地の良い空間造りを目指しています。

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住環境相談室 We(ウイ)
‘暮らしの環境 住まいから’をテーマに様々な方向から住まいを考えます
トップライト
住宅の設計をする時、その敷地の条件はもちろんですが、向こう三軒両隣にどんな家が建っているか、どんな環境か、ということもとても重要なことです。

新築から20年も経てば周りの状況も当然変わってきます。
宮原のS邸も、周囲の状況が大きく変わり、居心地が悪くなってしまいました。

どこにでもあるような普通の住宅地だったのですが、20年たって、空き地の多かった敷地の周りも家が建て込んできました。
特に、S邸の南側は敷地も広く、離れた所に平屋が建っていて、こちら側の条件としては申し分のないところでしたが、その土地が相続税対策で売られ、小さな家が4軒びっしり建ってしまいました。
今まで日当たりもよく、明るくてとても居心地の良かった居間が、日当たりが悪く、暗い部屋になってしまいました。
それを何とかしようと考えたのがトップライトです。
斉藤邸 トップライト1


2階を居間にすることも検討したのですが、足を悪くされたご主人のことを考えると階段昇降機かエレベーターを付けなければなりません。
どちらも工事費が高いのと、メンテナンス費用も馬鹿になりません。

幸い,居間の上部に2階は乗っていません。
ただ、南側なので夏の暑さや冬場の結露を考えるとちょっと躊躇しました。
でもご主人曰く、「夏場はクーラーでなんとかしのげるけど、体調が悪い時には冬の寒さがとても応える」ということで思い切ってトップライトをつけることになりました。

居間の天井は垂木(たるき)構造の勾配天井で、少し高めです。
構造材の垂木を切ることはできませんので、垂木は化粧材で巻いてそのまま見せることにし、天井は大きく広げて写真のようになりました。
斉藤邸 トップライト2


斉藤邸トップライト3

天井は今まで以上に高く、広くなり、たっぷりの光が入ってきて居心地の良さは今まで以上ですと、とても喜んでくださいました
明るさはロールスクリーンで多少調節ができます。
どうしても暑いようだったら2階の窓から水でも流そうか、と話しています。
工事費はおよそ130万円
大成功のリフォームでした。(kei)



この記事に対するコメント

素敵なリフォームですね!
さすが。
屋根のガラスはペアグラスにしなかったのですか?
冬の放熱と結露が気になります。
ロールスクリーンは手許スイッチで操作するのですか?
【2008/07/12 07:20】 URL | ひさごん #H6hNXAII [ 編集]

トップライト
トップライトのガラスはもちろんペアガラスです。それでも冬場の結露は避けられないと思っています。このサッシュは既製品なので結露水の対策はサッシュの方でされています。
ロールスクリーンは手元のリモコンで1台ずつ自由に動かせ、途中で止めることもできます。このリモコンはソーラー電池なので電池の交換もありません。

空間が大きくなり、しかもガラスになったことで冬場の放熱はちょっと気になる所ですね。
でも関東の冬は晴れの日が多く、晴れの日の太陽の光が存分に入ってくることの恩恵の方がはるかに大きいと言うことで作られました。100%良いことばかりというわけにはいきませんが、目的をはっきりさせて優先順位をつけると答えが出てきます。
【2008/07/13 23:03】 URL | kei #- [ 編集]


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