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ミウラ ケイコ
(こうだ建築設計事務所)
ワタナベ ナミ
(渡辺建築設計事務所)
共に一級建築士・福祉住環境コーデイネーター二級。
埼玉で住宅をメインに居心地の良い空間造りを目指しています。

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住環境相談室 We(ウイ)
‘暮らしの環境 住まいから’をテーマに様々な方向から住まいを考えます
車椅子対応住宅 3
車椅子で自立した生活をしたいというMさんのために建てられた‘離れ’の話。
浴室やトイレなど、水周りをご紹介します。

まず脱衣室と浴室です。
浴室は家族の方も使うので普通に洗い場と浴槽があり、その横にMさん用の洗い場が浴槽と同じ高さに作られています。
車椅子の上で脱衣はできませんから、脱衣室で車椅子の座と同じ高さの脱衣台に移乗し、
そこで脱衣をして洗い場に移動します。
浴室
脱衣室

下の写真が移乗台です。浴室内の洗い場と同じ高さです。
車椅子から移譲する場所は全て同じ高さで約45cmです。

この浴室の向こう側には家族の方たちが使う脱衣室があります。
つまり浴室をはさんで皆で使う洗面脱衣室とMさん専用の脱衣室とがあります。

洗面台

こちらが洗面脱衣室です。この洗面器は浅くて見た目も薄いのがお分かりでしょうか?
車椅子で膝を入れるためには高さが必要ですが、洗面器そのものがあまり高くなっては使いずらいので、
浅く、薄くなっています。
最近はバリアフリーとかユニバーサルデザインとか言われるものが少しづつ普及してきて、こういうものを選ぶのも随分楽になりました。それでも障害の程度は千差万別で、車椅子に乗っている人は皆同じなどということはありえませんから、どんなに良いものを選んだと思っても、どこかに使いにくい所がでてきて、それが致命傷になることもあります。

トイレ

写真は車椅子対応便器です。我が家で使っているものと同じように見えますが、便座の高さが45cmで車椅子からの移乗が楽にできます。以前はこの高さの物が無かったために低いのを我慢して使ったり、建築工事で高さを補ったりしました。
ところが、使い始めてから便座が横にずれることに気が付きました。メーカーに問い合わせたところ、この程度の動きは構造上仕方がない、と言われたとのこと。でも、そのままではとても使いにくいので、どうしたものかと考え中です。
トイレの中は手すりもペーパーホルダーも高さが重要なものばかりで、しかも色々なものがあります。
それらを全部使いやすい位置に納めるのはかなり難しいことですが、そのあたりは日常の使い勝手を大きく左右させますのでしっかり考えたいところです。

次回は収納についてご紹介します。(kei)

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