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ミウラ ケイコ
(こうだ建築設計事務所)
ワタナベ ナミ
(渡辺建築設計事務所)
共に一級建築士・福祉住環境コーデイネーター二級。
埼玉で住宅をメインに居心地の良い空間造りを目指しています。

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住環境相談室 We(ウイ)
‘暮らしの環境 住まいから’をテーマに様々な方向から住まいを考えます
住まいの講座「巨大地震に備える」その2
「巨大地震に備える」の講座が県民活動総合センタ-で行われました。
第1回目は「地震被害と活断層-埼玉の活断層」のこと。
そして2回目・3回目は「安心・安全な家(すまい)づくり」というテ-マでした。

毎日のように地震の事が話題になります。
9月は防災の日もあり県や市の広報誌などでも対策や備えの話題が掲載され、
防災グッズなどのことが紹介されていました。
皆さんも水や非常食品、ヘルメットや懐中電灯などを1度は揃えた事があると思います。
しかしその後は点検もしていない、持ちだし袋もどこに置いたか忘れてしまった、
などという方も多いのではないでしょうか。

また、毎日の自分の居場所を考えてみると自分の家の中、仕事場、学校や店舗など
建物の中にいることが多いですね。と言うことは建物の地震対策が大切と言うことになります。

対策グッズを揃えたり、家の補強、家具の転倒防止など対策はたくさん知っているけれど、
大きな対策は無理だとあきらめていたり、何から始めたら良いか思いつかず何もせずにいる
という場合も多いようです。また、わかっていてもなかなか行動できない、
継続できないという事もよく耳にします。

特別な対策をと考えるとなかなかうまくいきません。
特別な準備をするのではなく日々の暮らしの中に取り入れましょう。
ヘルメットなども対策用品にありますが準備しにくいものです。
まずはウォ-キング用など日頃使う帽子を少ししっかりした物にしたり、
ビニ-ル袋は小さくたたみバックに入れたり。
帽子にふくろを敷けばお水をくんだり、物を入れたりいろんな場面で役立てることができます。
水分補給に小さな水筒(ペットボトル)などを持ち歩くといざというときお水の確保がしやすいです。
対策の記事などを、もい一度確認して自分なりにアレンジし、日々の生活に取り入れましょう。

時々心配になるけれどなかなかできない我が家の対策も考えていただきました。
家の地震対策はどうしたらよいでしょう。

まずは紙でできた簡単なスジカイ体験模型でスジカイのある場合、ない場合、
上部が重くなった場合の揺れ方を体験していただきました。
簡単な模型ですが揺れの違いを少し感じていただけたのではないかと思います。
上の方が重いと力強く揺れます。

スジカイ模型


「誰にでもできる我が家の耐震診断」というのチェックシ-トを使い住宅の耐震のために
重要な事などを確認していただきました。
まずは自分の住まいをチェックし知ることが大切です。
心配がある場合は耐震診断を受け耐震補強をすることがお勧めですが費用もかかり
すぐにできない場合もあります。日頃から心がけておき家のメンテナンスやリフォ-ムの
時などに少しでも対策をすると安心につながります。
また家の中の家具や大型家電の転倒防止や避難経路確認などで安全を確保しましょう。
収納棚や本棚は重い物は下、上部は軽い物に入れ替えましょう。
(わかっていても以外とそおまま重い物が上の段にありませんか..)

巨大地震講座


必要な対策は各家庭、人それぞれ異なります。
今、地震が来たらまず自分の身を守るためには..と考え周囲を見回し、
心構えをしてみてください。
心構えがあるだけでもあわてずに行動することができるものです。
大きな対策や備えをと考えているよりまずは心構えと小さな対策の実行をしましょう。

また地震の揺れにばかり目がいきますが、大地震で避難した場合などは、
地域全体が以前と同じような暮らしに戻るまで長い時間がかかります。
避難所は自宅のような暮らしはできません。
体調を崩さないようにするには、壊れた家の補修は、使えなくなった家具類は..、
地域はどうなるのか..被害は続きます。
地域の協力も欠かせません。

巨大地震に備える事は今の暮らし方を振り返り、これからの暮らしに備える事につながります。
大切な物は何か、安心して暮らすために何が必要か、もう一度考えてみませんか。
もし地震にあっても被害を最小限に押さえたい、そして立ち直るために必要なものは何か考え
本当に必要な物を守るための対策をたて実行しましょう。
心構えも立派な対策です!(ナ)
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