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ミウラ ケイコ
(こうだ建築設計事務所)
ワタナベ ナミ
(渡辺建築設計事務所)
共に一級建築士・福祉住環境コーデイネーター二級。
埼玉で住宅をメインに居心地の良い空間造りを目指しています。

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住環境相談室 We(ウイ)
‘暮らしの環境 住まいから’をテーマに様々な方向から住まいを考えます
おばあちゃんの古家改修 その2
おばあちゃんの古家改修 その2

屋根がしっかりすれば雨漏りはとまり、これ以上傷まない。
まずは屋根..と大工さん。
工事が始まりました。
まずは屋根の掃除です。絡みついたツルを剥がしていきました。
お掃除をしだけでも、ずいぶんきれいになった気がします。

古家屋根1


現状は傷んだ鉄板の上に木の下地を打ち付けもう一枚鉄板を貼って補修してありました。
今回も後からの補修部分だけ取り除き、補修のやり直しといったところです。

古家屋根2

家の基準寸法が本間と言って今の家より大きいため、下地の受け材を割り付け直し、
通常の構造合板を張り、防水紙を貼り,その上に鋼板の瓦棒葺きです。

屋根の下地はトントン葺きといい、短冊状の板が重なっています。
その上に鉄板が葺いてあります。昔は銅版だったとか..。
下屋部分は板ではなく薄い杉皮です。

また、和瓦が葺いてあった下地は野地板で
一番先端の瓦に小さな穴が空いていて、釘で留めてありますが他の瓦は重ねて土で
留めてあるだけでした。
古家屋根4

和瓦葺きを残したいところでしたが、そうもいかず大屋根と同じ鋼板の瓦棒葺きにしました。
はずした瓦は別の場所で再利用を考えることにしました。


最初から大屋根はそのまま補修して欲しいという希望でしたが、
「無理です。下地から全てやり直しです。」と言われてきました。
何しろ大きな屋根です。やり直すと解体、大量の廃材処分、下地工事、屋根の断熱対策...など。
予算的にも無理ですし、大量のトントン葺きがゴミになります。
なにより古いまま..が消えてしまう気がするのです。
こちらの希望通り、大屋根は古いまま補修、傷んだタルキもトントン葺きもそのまま残りました。

古家屋根3

残念ながら下屋部分はタルキを含め、下地からやり直しました。
何だか下屋だけきれいになりすぎた..?

古家屋根6


屋根の工事もだいぶ進んできました。もう雨漏りの心配もなくなる..と、
おばあちゃんも とても嬉しそうです。(ナ)









この記事に対するコメント

大屋根がそのまま補修になってよかった♪
交渉すれば希望が通ることもあるんですね
建築士さんの力ですね
【2009/09/27 11:38】 URL | さちよ #KWdAtqfc [ 編集]


大屋根の傷みもひどく、本来残すのは無理な状況でした。
今回の大工さんは引き受けてくれましたが
一般の工務店さんは工事後の責任問題があるので引き受けてはくれないと思います。

補修して、昔の様子が残りましたが、傷んだ部分もそのままなので
リフォ-ムできれいに..と思っている方が見ると、何で壊さないの..と。
実際、来ている業者さんからもそんな声が聞こえます。
多分、皆さんも見たらそう思われるのではないかと思います。
でも、木が朽ちていく姿を見ているとると、傷んだ部分も
なかなかいいものだと思えてきます。(ナ)




【2009/09/28 09:00】 URL | #- [ 編集]


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