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ミウラ ケイコ
(こうだ建築設計事務所)
ワタナベ ナミ
(渡辺建築設計事務所)
共に一級建築士・福祉住環境コーデイネーター二級。
埼玉で住宅をメインに居心地の良い空間造りを目指しています。

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住環境相談室 We(ウイ)
‘暮らしの環境 住まいから’をテーマに様々な方向から住まいを考えます
おばあちゃんの古家改修と台風
おばあちゃんの古家改修(分離発注)と台風

 先日の大型台風が通過しましたが心配したほどの被害もなくほっとしました。
台風が近づくと家のことが気になるものです。
屋根は大丈夫か、ガラスがわれないか、庭の物が飛ばされないか..。

改修中のおばあちゃんの古家も屋根は終わっていたので良かったのですが
外壁が防水シ-トで覆われているだけですし、無防備な状況でした。
屋根の庇の出は1m近くあり、おまけに木でできた基礎と玉石と呼ばれる石の上に
柱が乗っているだけです。
古家 基礎

大型台風との予想でしたので大工さんが、「家が傘のように飛ばされなきゃいいが」と
半分冗談、半分本気..。
天気予報の進路予想を気にしながら前日台風対策に追われていました。
急いでスジカイを入れたり、仮留めの材料を打ち付けたり。
開いている部分には工事用シ-トを張り、木で押さえたり..。
また、物が飛ばされないように家族も周囲の片付けで大忙しでした。
翌朝も台風が来る前に..と朝早くから大工さん2人が現場に来て台風の
風の向きを見ながらさらに対策を行ってくれました。
近くを台風の中心が通過しましたが、被害もなくほっとしました。

古家シ-ト


今回の古家改修は予算がとても厳しく分離発注という形をとりました。
普通、家の新築やリフォ-ムは工務店や大工さんと、完成させて引き渡すという形で契約します。
ですから工事中は工務店さんや大工さんが責任を持つことになります。
そのため工務店さんなどは工事中も保険に入ったりいろいろ対策はとっているようです。
契約書の中には自然災害で被害があった場合などの約束事なども書かれています。

分離発注というのは工務店などを通さず、直接専門業者に工事を依頼します。
木工事、電気工事、水道工事、ガス、サッシュ、設備機器購入...など。
今回もそれぞれの業者さんを独自に探し、見積をとり工事を依頼しています。

工事費は低く抑えることができますが一つ一つの工事額は小さく、
また、地元の業者さんのため簡単な取り決めで工事をお願いしています。

台風で飛んできた物が当たってサッシュの硝子が割れたり、すでにできあがった部分が
壊れてしまったら誰が費用を負担する事になったのでしょうか..。
なんの取り決めもしていませんので、依頼主が負担する事になったのか
と考えるとドキッとしました。

今回、予算を押さえるために分離発注にしたわけですから、被害があってもその修理
にあてる費用はありませんので工事内容を変更しなくてはいけなくなったかもしれません。

実際、台風の中心に近かったにもかかわらず被害がなかったのは幸いでした。
自然災害や思わぬ事故などに備え対策を講じておく事、分離発注の場合は特に
大切だとあらためて感じました。
台風の接近で工事現場の管理や分離発注のリスクなどいろいろ考えさせられました。
まずは、工事が無事に終わることを願うばかりです。

古家屋根換気

大工さんの薦めで残した屋根の換気小屋もできあがりました。(ナ)






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