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ミウラ ケイコ
(こうだ建築設計事務所)
ワタナベ ナミ
(渡辺建築設計事務所)
共に一級建築士・福祉住環境コーデイネーター二級。
埼玉で住宅をメインに居心地の良い空間造りを目指しています。

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住環境相談室 We(ウイ)
‘暮らしの環境 住まいから’をテーマに様々な方向から住まいを考えます
省エネ住宅(窓から始めるエコリフォ-ム)の話し
 2月というのに4、5月の気温になったとか..。
温暖化や異常気象などの言葉がだんだん身近に迫ってくるような気がします。
省エネやエコという言葉も聞かない日はなくなってきました。
私も始めなくては..と思っている方も多いと思います。
私達、Weもしっかり取り組んでいきたいと思います。

 省エネ住宅「窓から始めるエコリフォ-ム」のお話しを聞きに行ってきました。
家の断熱、機密性を向上させ、快適で省エネの暮らしをということでしたが
主な内容は窓から逃げていく熱量が大きいのでその対策でした。

・カ-テン生地の選び方と隙間をなくす使い方
・窓のガラスを省エネの物に取り替える、
・ガラスだけでなく窓そのものを取り替える
・今のある窓の内側にもう一つ窓を取り付けて二重窓にする

このような対策で窓から逃げる熱量を減らし、また結露対策の効果もあげるというものでした。
模様替えやリフォ-ムを考えていた人や部屋が寒くて仕方ないという方には
効果のある対策のひとつたど思います。
ただ漠然とエコだからとカ-テンや窓を取り替えるというのには問題があります。
効果が期待できるからとその部分だけを見て、まだ使える物を取り替えるということは
エコに反する事にもなりかねません。今あるものを工夫して長く使う..、これもエコのひとつです。

エコ製品を買い変えたりする前にまずはすぐできるエコから..。
家の中の無駄な電気は消すこと。エアコンなどの電気製品の埃を落すなど手入れを行うこと....。
日頃よく言われていることを、今すぐに始めることも大切です。

 昔の日本の家は庇の出が大きく、そのおかげで上の方から差し込む夏の強い日差しは
縁側までしか入らず、冬の低い日差しは部屋の奥まで届くというすばらしい仕組みでした。
また、庭にある大きな木は、夏は日陰を作り、その葉の間を通り抜けてきた涼しい風は
あけ開いた家の中を通りぬけ..。
冬には葉を落とした枝の間から日差しが届き、エコなどと叫ばなくても良い暮らしがありました。

いつの間にか窓もほとんど開けず、24時間換気扇まで付けなくてはいけない暮らしになってしまいました。
都会では木の家を造り、縁側を付けて、窓を開け放してなどという暮らしは難しい状況になって
いますが、無理とあきらめないでエコや省エネの暮らし方を見つけ、取り組んでいきましょう。

雨水タンク

雨水利用タンク、これも身近なエコのひとつです。
雨樋の途中から雨水をタンクに取り込んでいます。植木にはこの水を利用します。
簡単な仕組みですが中に簡単な濾過装置部あります。まめに清掃をしないと詰まり
ただの水たまりタンクになってしまいます。
タンクをゴミにしないためにもやはり手入れが大切..。もう12年使っています。

猫の暮らし

猫を見ていると冬の日差しを本当によく利用していると感心します。
家の中の暖かい場所を見つけてまめに移動し、日向ぼっこをしています。
猫は気温で丸くなり具合が違うそうです。寒いとまん丸に..。
日差しのしたでは少しのびています。時には上を向いておなかに日差しを
ためています。夏は熱を発散するために本当に長く伸びています。
自分に合わせ環境を変えるのではなく、時には環境に自分が合わせていくことも大切ですね。

核家族化がエネルギ-の消費を増やしているというようなお話しもありました。
結局暮らし方全てが関連しているのですね。
私達Weも、様々な方向から住まいのエコについて考えていきたいと思います。(ナ)